2015年10月4日

AWSのELBを使っている場合のタイムアウト対応

 AWSを使ってシステム構築をしています。
今回、ファイルアップロードをしてデータ登録をする処理をつくったのですが、ある程度大きなファイルをアップロードするとHTTP Status 504のタイムアウトになってしまいました。
※実際のところはファイルのアップロードではなく、アップロードしたファイルの処理に時間がかかっています。


エラーになる場合は、60秒前に504ステータスが返ってきていました。
(504は、Webブラウザからのリクエストを受けたサーバーがされに別のサーバーにリクエストを送信した際に、別のサーバーからの応答が一定時間に返ってこないことを表しています。)


今回のシステムの構成は以下のようになっています。

[Webブラウザ] - [ELB] - [Webサーバ(Apache)]

Webサーバのタイムアウト時間は設定していないのでデフォルトの300秒らしいです。

で、60秒以内で504が返ってくるのはおかいいのでApacheではない。
てことは、504の意味を考えていると、ELBとWebサーバの間でしかないので、ELBの設定を確認したところ、「接続設定 アイドルタイムアウト: 60秒」という設定がありました。

で、これを編集し、Apacheと同じ300秒に変更してファイルアップロード処理をしてみたところ正常動作をしました。
めでたし、めでたし。


まぁ、もともと、このあたりの設定(ELBに限らず)とかは、全然やったことがなかったので新しい知識がついたということで大OKとしたいと思います。
このあたりをちゃんと考えられるプロの人だったら一瞬でわかったり、あらかじめ長めにしたりするんでしょうね。

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