毎年の春の楽しみにしている「Japan IT Week 春」に行ってきました。
これに行かないと自分の春が始まりません(笑)
今、取引しているクライアントの課題を解決することを念頭に見てきました。
当然、次の仕事のネタになりそうなものも気にしているんですけどね。
帳票ソリューション
Webのシステムを作成している時に帳票をどうするかをよく検討するのですが、どんな開発ツールでも同じ方式で帳票(PDF等)を出力したいのですが、なかなかそういったものがありません。
デザインもGUIでわかりやすく設計したいですし。
帳票デザイナと印刷エンジンが開発ツールに依存しないものを探していました。
今だったら、Webサービスを使ったものを探していました。
言わずと知れた帳票ソリューションを提供している会社(
ウイングアーク)の展示です。
Webサービスを使った印刷は現在作成中らしいです(リリースは未定)
CybozuのKintoneやSalesforce用の印刷サービスはリリースしているそうです。
汎用のWebサービスがまだないのだったら、SVFを使って自分でWebサービスを作るというのを考えました。
一応、説明員をしていた人にライセンス的にはどうか聞いてみたら、そのあたりは、今は検討していないけどありだとは言っていました。
SVF自体結構高額ですがちょっと汎用の印刷Webサービスを考えて見たいと思いました。
初めて聞いた会社(
日本オプロ株式会社)でしたが、こちらもウイングアークのように老舗のようです。
ですが、クラウドでの帳票ソリューションは、こちらのほうが先行しているようです。
出力した帳票の管理、出力先のコントロール(PDFやFAX等)等のWebアプリケーション込のものや、最低限必要なエンジン部分のみなどいくつかありました。
自分がほしい物は、デザイナと印刷エンジンなのでOPRO Arts LiveとOPRO Arts Coreです。
Liveは帳票デザイン、Coreは印刷エンジンです。
年間12,000枚まで帳票作成が可能なようです。プレビューしても1枚と言っていました。
全文検索をしたいの
いろいろな部品を組み合わせることで簡単にWebアプリケーションを作成することができます。
テンプレートもあるのですぐに必要なアプリケーションを短時間で作成でき、改造も簡単なようです。
実は、現在のクライアントから開発中のシステムのデータ(RDMSで作ったデータベース)を全文検索したいんだけどどうなの?という依頼があってどうやってやればいいか考えていたところ内部のデータを全文検索できる機能があるというのがわかったのでそれが使えるのではないかと検討しています。
開発中のデータをすべてKintoneに取り込むことで全文検索させ、そのデータのキーを含んだURLで開発中のシステムへリンクすることで全文検索が実現できるのではないかと考えたわけです。
Kintoneには、RESTのAPIがあるのでもしかしたら実現できるかも知れません。
あとはパフォーマンスとクライアントが利用料金に対してOKを出すかどうかです。
請求書後払いをなんとかしたい
掛売の金額を踏み倒されないようにするために、掛け売りはできるだけしないように指導しているようです。
それでも必要な場合は、帝国データバンクで調べて掛け売りしてもOKかNGかを社長が判断しているそうです。
NP後払いのBtoCがあるのは前から知っていたいのですが、BtoBのサービスもやったいるようです。
1社に対しての補償金額が30万円というのはちょっと低いような気がするのですが(100万円までは相談に応じるとありましが)試しいやってみるのはいいかもです。
手数料も3〜5%ということでしたのでそれほど高額なわけではないようです。
プランによって手数料は変動するようです。
相手の与信チェックも30分程度ででき、98%くらいでOKなそうなので試さないては内容です。
回収保証をしている会社はいくつかありますが、この会社をクライアントに紹介してみようかと思います。
他にも棚卸しの工数を削減するためのソリューションもありましたが結構高額だったりするんですよね。
RFIDを使ったものなのですが、棚卸しのデータを管理するためのツールと合わせて、RFID読み取りのハードウェアもセットで40万円とかありました。
話を聞くと、RDIDリーダーとWebアプリケーションの間のミドルウェア(Windows CEらしい)も含んでいるそうです。そのミドルの部分だけだったらおいくら万円?と聞いてみたのですが答えはもらえませんでした。まぁ、そうでしょうねとは思いましたが(笑)
今回は、二日間最初から最後まで個別の展示を見ていましたがネタとしてよいものが結構ありました。
クライアント様向けのソリューションや自分が作って売るためのソリューションネタ(帳票とか)もありました。
次回は、秋に幕張メッセであるはずなので楽しみにしておきたいと思います。