2015年11月6日

Japan IT Week 秋 2015行ってきた

 春に続いて秋も行ってきました!
Japan IT Week 秋2015に。

 新しいソリューションや開発中だったソリューションの展示が楽しみで朝から終わりまでずーっといました。
 幕張メッセなのでそれほど大きくはないですが興味が惹かれたものを紹介したいと思います。
やっぱり、IT関連の情報収集には欠かせません。


ウイングアーク

 帳票ツールの老舗です。

展示ソリューションは、SVF Cloudです。

Super Visual Formadeのクラウド版です。
KintoneやSaleforce版はリリースされているようですが、汎用版はβテスト中で、年明けにはリリー
スされる予定だそうです。

ブラウザ上で帳票デザインを行い、Webサービスを使って帳票を出力します。
クラウドのシステムにもかかわらず、プリンタへの直接印刷も可能と行っていました(ただし、ちょっと設定をする必要があるようです。詳しくは聞きませんでしたが)

自分がほしいのは、

  • PDFファイルが作成される
  • 帳票のデザインが簡単で自由にできる
    例えば1ページ目と2ページ目のデザインが違うとかいろいろとありますよね。
  • 設定が簡単にできる
  • 安い(小さい会社を相手にすることが多いので)
などです。

利用料金ですが、初期費用とランニングコストがかかります。
初期費用は、いいとしてランニングコストが問題です。
月払いでプラン(Sから無制限)により1枚の単価が決まる方式でした。1ヶ月で出力できる上限が1ヶ月の使用料金となってます。上限を超えた場合は、1枚の単価で加算されていくようです。
Sプランでもまぁまぁの金額をとられるので小さい、小さい会社ではちょっと「うーん」って感じなので、SSプランってのを用意したらいいと思いますと提案しておきました(1枚の単価は高くなりますが)。
説明員の人もそれは分かっていて、後は経営判断と言ってました。ぜひ、SSプラン完全従量制プランを実現して欲しいと思います。

 課金のタイミングは、PDFファイルをダウンロードしたタイミングで1枚とカウントされるそうです。
プレビューまでは一切カウントされないので良心的だと思います。

 デザイナーのライセンスも3つあるので1つは、会社つ会社残りは、エンドユーザということができます。


 今取引のある会社で作った帳票は、HTMLを駆使しているのでできないことがちょっとあったりします。
 明細行内で改行するとページのデザインが崩れて、予期しないところで改ページが発生したりします。なので明細を少なめに作ったりしています。

 たしか、Salesforce版のお試しライセンスを送ってくれると言っていたのですがまだ来てないです…。


株式会社ソフト技研
YubiOn
認証ツール

パソコンへのログインやWebシステムへのログインをUSBメモリーのようなハードウェアで行うものです。
挿しておくことでワンタイムパスワードを発行してくれるのでセキュリティ強化につながると言っていました。

例えば、YubiOn Windows ログオンというのものは、Windowsに予めソフトウェアをインストールしておくことでログインは、このYubiOnをUSBに挿しておくことで認証をすることができるようになります。
なので、キーボードでアカウントとパスワードを入力してログインしようとしてもできなくなります。
YubiOnを抜くとロック画面に変わります。

他にも、GoogleApps、Salesforce、Cybozuなどにシングルサインオンするためのサービスもありました。

1個4,000円弱なので試しに使ってみるのみ良いかもです。

株式会社ランドスケイプ
データ統合ツール(uSonar)

営業支援ツールを紹介していました。
まずすごいのは、日本にある法人データ820万件を自社で保持しおり、毎日メンテナンスしているそうです。
どうやってメンテナンスしてるんですか?と聞いた所

  • 有価証券報告書
  • 商工会・商工会議所データ
  • 電話帳データベース
  • 新設法人データベース
  • 官公庁、地方自治体の公開情報
  • ホームページチェック
  • 地図情報
  • 新聞・官報
を毎日チェックして人が更新してるそうです。

任意の条件で顧客を絞り込んだり、同じグループ会社(関連する顧客)の顧客をまとめて表示したるする機能や、自分のところのサイトを参照したというのをほぼリアルタイムに表示してくれたりしてました。
同じグループの顧客をまとめて表示してくれる機能はこのグループ会社を攻めるときに判りやすいです。
自分のサイトを参照したのに気づいたら即テレアポするとかいろいろとやり方が思いつきます。


そのデータベースへアクセスするAPIの公開もするそうなのでちょっと楽しみな感じがします。
結構高額だとは思いますが…


株式会社ユビキタス

最近良く耳にするIoTに関するソリューションです。

一番興味をそそられたのは、デバイスからのデータをユビキタスのサーバーに自動的に保存してくれる部分のハードウェアです。
このハードウェアが対応しているデバイスを使用することで簡単にデータの収集、蓄積、監視、管理をすることができます。
データを集めるところはおまかせをして後はそれをどう使うかはアイディア次第です。

データの送信方法としてEyefiを使ってデータ送信をするという話を聞きました。
デバイスがSDカードにデータを記録する機能があればWifiでデータを送信することができてデータの蓄積が簡単にできます。
なるほど、写真をクラウドに上げるだけが能ではないんですね。

はやく家帰ったら、エアコンの電源が入っていて部屋が暖かい状態を外から制御できるツールを作りたいです。


TOP Gate

Google Cloud Platformの紹介していました。
Googleが代わりに営業をしてくれるような技術者集団の会社と言ってました。
こういう会社いいですよね。好きです。

自分が今使っているクラウドサービス(Iaas)は、Amazon Web Serviceのみですが、話を聞いて興味が出てきました。
確かに、AWSほどサービスが揃っているわけではないですが、ネットワークが速い、安い、課金が1分単位というのが気になりました。

AWSの場合、1時間単位で課金されるのでクラッシュ・ビルドを繰り返すとどんどん料金が嵩んで
しまいます。

仮想マシンの起動速度が1分以内とか、データベースへのアクセスが無いときは、停止状態になっていてアクセスが来た時に起動する(止まっている間は課金されない)等です。

頭のなかが、AWS基準なのでこういうサービスは無いの?とか浮かんできてしょうがないのですが、対応方法はいくらでも考えられそうです。
例えば、メールサービスはGCPでは、直接持っていませんが、GoogleAppsのメールを使ったり、他のサービスのSendGridというサービスを使うことにより実現できます。

今、AWS上で動いているWebサービスをGCPに移行してみましたが特に問題なく動いています。
ちょっとデータベースのアクセスが遅いかな?とは思いますが、サーバースペックを上げる事で解決できるのかもしれません。

いろいろなサイトにもありますが、AWSでいうIAMというロールを管理する機能が貧弱なようです。
あなたには、これしかさせないというのができないようです。

気になったのが、AWSのRDSのMultiAZのようなマスタ・スレーブのような機能が無いのがちょっとうーんな感じがします。
Google的にはそんなことしなくてもサーバーが倒れてもすぐに立ち直るから大丈夫だよってことなのかもしれませんがね。

 でも、ちょっと注目のです。


株式会社ラクス

経費精算システム「楽楽精算

経費精算を簡単にするためのWebサービスです。
Suicaからデータを読み込んで登録したりもできます。

自分で使うことはありませんが、自分のクライアントが必要になるかもしれないので記憶にとどめておきたいと思います。
たしか、仕切で卸してくれて問い合わせはこの会社が受けるという話があったと思うのでそこは活用させていただきたいと思っています

このシステムでためたデータは、CSVでダウンロードできるので自社の経理システムにも簡単に取り込めますね。

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