2015年11月30日

新しいことを聞きたがるのはいいが

 知らない情報を聞きたがるのはいいですが、それを聞きたいだけの人は困る。
無いよりあったほうが良い理論では、教える方、聞く方はただの時間の無駄です。

聞きたい方は、聞いた時点でわかった気分になるだけで聞いたことを深掘りすることもなく忘れていく。

教えた方は、聞いたほうのなにか改善がされるのだったら良いが、聞きっぱなしでそのままになるので話損の感じになる。ひどくなると、同じことをまた聞かれたり、自分で深掘りして理解しないから使えない情報として片付ける。


自分が知らない情報を得たら、新しいことの入口に立たせてもらったと思ってそこから自分で歩き出さないと何も良いことはありません。
ただ情報が古くなっていくだけです。

皆さん気をつけましょう。新しい情報も教えてもらえなくなりますよ。




2015年11月19日

セミナーってそういう認識なんですよね

 先日、東京の某所でITのサービスのセミナーを受けてきました。
無料なんですが、中の人も出てきて話していたのでとても有意義でした。

 その時に、前の会社の元上司から電話が来て「今、東京なんですよー」って言ったら「遊びか?」って言われたんで「いや、セミナーに参加しにきてます」って言ったら、「なんだ、やっぱり遊びか」と言われました。

 うーん、セミナーと言うのはそういう認識なんですね。
内容も聞かずにそういう判断をするということは、自分が所属している会社でも何かのセミナーに出席するときは、仕事の息抜き程度にしか考えていないんでしょうね。
あと、自分の会社で何かのセミナーを開催するときもその程度で考えているのでしょうかね?
大丈夫か?って思ってしまいます。他人事ながら。

思い出すといろんなことをいう上司が居ました。

  • 楽しく仕事をしていると遊んでいると思う人
    仕事はつまらなくて辛いものという考えなんでしょう。
  • 趣味的なものだったら稟議は通さない(必要だから稟議書いてるんですが…)
    なんの稟議だったかはもう既に忘れてしまいましたが。
  • 給料もらいながら勉強できていいなー。
    いやいや、それをただの作業にしてしまうか、覚えて次に活かそうとするとはその人次第なんだけど。
  • 周りの人が技術的なことはあいつに聞けになっている人に対して答えられないとこを捕まえて勝ち誇る人
    技術的なことはなんでも分かると自分で言っているんだったらそうだけど周りがそう言ってるだけなんですけどね。
  • セミナーの感想を聞かれて良くなかったというと、「まぁ、息抜きさせようと思って行かせた」とかいう人
    結局、セミナーを開くんだけど出席者居ませんかというのを会社の付き合いで行かされただけみたいでした。それもセミナーの体をなしてなかった。参加者は自分ひとりだけだったし…。

自分の面子とか、主観で組織を動かすとよくないよ。
話はズレズレでした…。


2015年11月17日

その資料後に役に立ちますか?

 ある取引先でのことですが。

プロジェクトがトラブっている原因としてレビューがされていないとかという問題が上がったのだと思うのですが、レビュー記録表のフォーマットが社内で公開されているようです。

 レビュー記録票は大切だと思います。
作成したものの問題点を記録してその問題が解消されたかを管理し、後工程に課題を残さないようにする。
ある程度の規模のプロジェクトでは必須でしょう。(レビュー記録票というより、レビューがですが)

 で、今回問題かもしれないと思ったのが、レビュー記録表を何で作成して管理して将来どう役に立てるかです。

 この会社は今までのやり方を変えてもっと先進的に作業をしたいという社長の意向があるのですがなかなかうまくいっていないようです。
 「学習時間がない」とか「学習コストが高い」という言葉をよく耳にします。

新しい何かを始めようとしたら学習時間がかかるのは当たり前であり、0にすることはできません。
(生まれつき持っている技能だったら別ですが…。)
それを理由に昔ながらの手法でやってしまいます。

 よく悪の手法と思われるエクセル方眼紙の管理表です。
フォーマットを見ると昔々使われていた紙ベースのものをそのままエクセルに媒体変換したものです。
例えば、再レビューの要、不要を選択するところは、

 【再レビュー 要 ・ 不要】

という風になっていていずれかに「○」の記号を付けたりするのしょう。

この時点で、レビュー記録からのデータ集約ができなくなってしまいます。

 たぶん、担当の方たちは、レビュー記録が大切だ、記録するためのフォーマットはどこかにないか、新しく作成する時間が無い、無いよりあったほうが良いの頭になっているのでしょう。

 思うのは、レビュー記録はあるのが前提(作るのか、探し出すのかはどちらでもよい)であり、そのレビュー記録をどう使って、未来にどう生かしたいのかという考えが欠落しているしているのでないかということです。

 例えば、必要な情報を簡単に検索ができる、どんな指摘が多いのかの分類ができるとか後に役に立つ記録も同時にできるというのが大切だと思っています。


 エクセルでも良いのですが、後に役に立つような仕掛けを入れつつ使えるものを準備してほしいものです。
 きっと上司なる人たちは、その集約結果がほしいとか言い出すのは目に見えているので。
自分の組織はどこが弱いのかをあぶりだして改善するために使うと思います。
レビュー結果を記録して修正するだけのものにしたらもったいないです。組織を改善するチャンスを失っているかもしれません。


極論をいうとツールなんてなんでもいいのです。以下のことが解消できていれば。

  • 実際に使っている人が面倒でないこと
  • 集約したデータを将来役立てるために使えること
  • それほど高額でないこと
  • 学習コストがそれほど高くないこと



2015年11月11日

ガントチャートを何でつくるか

 あるIT会社のプロジェクトがトラブっている模様です。

アプリケーションの作成が遅れたり、テストが遅れたりしているようです。
 遅れた理由を観てみると、I/F部分が詰められていなかったり、作ったプログラムのソースがリポジトリ(Gitなのか、Subversionなのかは不明)登録されていない等いろいろあるようです。
まぁ、そこはいいのですが(ホントは良くないけど)、その遅れを回復するために各機能のテストスケジュールを作ったようです。

 それをちら見したところエクセルの方眼紙でガントチャートを作っていました。
稲妻線もあり、全体の状況を分るようにしようとしているなというのも解ります。

 でも、でも、もしスケジュールの変更とかがあったらどうするんでしょうかね?
あるまとまった単位で作業順番を変更するとか担当を変更するとかした時にガントチャートをまたちまちまと変更することになるんですよね。
 そういう管理資料を作るためだけに時間なんか掛けたくないと思うのですが、やってる感を出すためには必要なんでしょうか?

 そうならないために、プロジェクトが始まったばっかりの時やちいさいプロジェクトをやるときに管理ツールの練習をしながら使う必要があるのです。
 自分がたまたま携わっているプロジェクトは、2人しかいない(1人は別のことに時間を取られているので実質1人)のでそういうプロジェクトで試しにいろんなツールを使ってみればいいんですけどね。

 プロジェクト管理だったらMS Projectだったり、OpenProjだったり他にもクラウドな奴もたくさんありますけどね。
 Google Apps使ってるんだったら「gantter」がいいかなー。

 チケット管理だったら、RedmineとかTracとか…。


 チャンスなんだけどさ、その会社の中で第一人者の担当者になれるのですから。

会社員の頃はそれが嫌で裏でこそこそと練習していたけどね。
結局は新しいことを覚えるのが嫌だなー、面倒だなーという人(特に上司と言われる方々)が多かったので夢かなわずだったんですが。

2015年11月8日

IT機器を積極的に使うということで

 IT機器を積極的に使うということでちょっと前にKindleを購入してみました。
やっぱり、紙の本のように重くなくてとてもよいです。かさばらないのはとってもGoodです。
今まで紙の本ばっかりかって置く場所こまっているのですがこれだと場所をとらなくてとても良いです。
タブレットのKindleだったらカラーでも読めるしどこでも本読む人になりそう。


で、早速購入した本ですが

  • ザ・ゴール コミック版
  • 仕事で使える!Googleクラウド会議術 会議スタイル・イノベーションガイド
  • 仕事で使える!Googleフォーム Webフォーム Webフォーム&アンケート活用術
  • 漫画で読み解く 人を動かす
  • マンガでわかる 非常識な成功法則(サンプル)
  • ソース~あたの人生の源は、ワクワクすることにある。

気が向いたら読書感想文でも書こうかと思いますけどね。

2015年11月7日

Let's Noteとサヨウナラする時がやってきたかも

 PanasonicのLet's Noteシリーズが大好きでノートPCは、ほとんどがLet's Noteでしたがもうさようならの時期(だいぶ前から)がやってきたようです。

 今までは、他と比べると高額だったけど、性能がピカ一だったので迷わずにLet's Note内で選んで購入してましたが、もう無理かも。

理由は、

  • 解像度が低い(1920×1080では狭い)←これが一番の原因
  • 厚みがある
  • 高額
  • それほど軽くない

です。

今使っているのは、初期のB10です。当時は解像度高くていいなーって思ってたんですが、2560×1440の解像度のディスプレイ2台で仕事をするようになってからフルHDでは、狭く感じで効率が上がりません。


最近は、ちょっとMac熱が上昇しているのも原因の一つですが。
最近よく使おうと思っているオープンソースのツールをWindows上で動かそうとするとなかなかの準備が必要なのでそれを回避しようとするとやっぱり、UNIX系のOSになってしまいます。

後は、操作性でしょうか、Mac miniをもっているのですが、そのTrack Padの動きがとても気持ちいいんです。

かと言って、今まで使っていたWindows用のツールは手に馴染んでいるのでなかなかWindowsから手を話すことはできないんですけどね。
お客さんもWindowsが主ですし。

2015年11月6日

Japan IT Week 秋 2015行ってきた

 春に続いて秋も行ってきました!
Japan IT Week 秋2015に。

 新しいソリューションや開発中だったソリューションの展示が楽しみで朝から終わりまでずーっといました。
 幕張メッセなのでそれほど大きくはないですが興味が惹かれたものを紹介したいと思います。
やっぱり、IT関連の情報収集には欠かせません。


ウイングアーク

 帳票ツールの老舗です。

展示ソリューションは、SVF Cloudです。

Super Visual Formadeのクラウド版です。
KintoneやSaleforce版はリリースされているようですが、汎用版はβテスト中で、年明けにはリリー
スされる予定だそうです。

ブラウザ上で帳票デザインを行い、Webサービスを使って帳票を出力します。
クラウドのシステムにもかかわらず、プリンタへの直接印刷も可能と行っていました(ただし、ちょっと設定をする必要があるようです。詳しくは聞きませんでしたが)

自分がほしいのは、

  • PDFファイルが作成される
  • 帳票のデザインが簡単で自由にできる
    例えば1ページ目と2ページ目のデザインが違うとかいろいろとありますよね。
  • 設定が簡単にできる
  • 安い(小さい会社を相手にすることが多いので)
などです。

利用料金ですが、初期費用とランニングコストがかかります。
初期費用は、いいとしてランニングコストが問題です。
月払いでプラン(Sから無制限)により1枚の単価が決まる方式でした。1ヶ月で出力できる上限が1ヶ月の使用料金となってます。上限を超えた場合は、1枚の単価で加算されていくようです。
Sプランでもまぁまぁの金額をとられるので小さい、小さい会社ではちょっと「うーん」って感じなので、SSプランってのを用意したらいいと思いますと提案しておきました(1枚の単価は高くなりますが)。
説明員の人もそれは分かっていて、後は経営判断と言ってました。ぜひ、SSプラン完全従量制プランを実現して欲しいと思います。

 課金のタイミングは、PDFファイルをダウンロードしたタイミングで1枚とカウントされるそうです。
プレビューまでは一切カウントされないので良心的だと思います。

 デザイナーのライセンスも3つあるので1つは、会社つ会社残りは、エンドユーザということができます。


 今取引のある会社で作った帳票は、HTMLを駆使しているのでできないことがちょっとあったりします。
 明細行内で改行するとページのデザインが崩れて、予期しないところで改ページが発生したりします。なので明細を少なめに作ったりしています。

 たしか、Salesforce版のお試しライセンスを送ってくれると言っていたのですがまだ来てないです…。


株式会社ソフト技研
YubiOn
認証ツール

パソコンへのログインやWebシステムへのログインをUSBメモリーのようなハードウェアで行うものです。
挿しておくことでワンタイムパスワードを発行してくれるのでセキュリティ強化につながると言っていました。

例えば、YubiOn Windows ログオンというのものは、Windowsに予めソフトウェアをインストールしておくことでログインは、このYubiOnをUSBに挿しておくことで認証をすることができるようになります。
なので、キーボードでアカウントとパスワードを入力してログインしようとしてもできなくなります。
YubiOnを抜くとロック画面に変わります。

他にも、GoogleApps、Salesforce、Cybozuなどにシングルサインオンするためのサービスもありました。

1個4,000円弱なので試しに使ってみるのみ良いかもです。

株式会社ランドスケイプ
データ統合ツール(uSonar)

営業支援ツールを紹介していました。
まずすごいのは、日本にある法人データ820万件を自社で保持しおり、毎日メンテナンスしているそうです。
どうやってメンテナンスしてるんですか?と聞いた所

  • 有価証券報告書
  • 商工会・商工会議所データ
  • 電話帳データベース
  • 新設法人データベース
  • 官公庁、地方自治体の公開情報
  • ホームページチェック
  • 地図情報
  • 新聞・官報
を毎日チェックして人が更新してるそうです。

任意の条件で顧客を絞り込んだり、同じグループ会社(関連する顧客)の顧客をまとめて表示したるする機能や、自分のところのサイトを参照したというのをほぼリアルタイムに表示してくれたりしてました。
同じグループの顧客をまとめて表示してくれる機能はこのグループ会社を攻めるときに判りやすいです。
自分のサイトを参照したのに気づいたら即テレアポするとかいろいろとやり方が思いつきます。


そのデータベースへアクセスするAPIの公開もするそうなのでちょっと楽しみな感じがします。
結構高額だとは思いますが…


株式会社ユビキタス

最近良く耳にするIoTに関するソリューションです。

一番興味をそそられたのは、デバイスからのデータをユビキタスのサーバーに自動的に保存してくれる部分のハードウェアです。
このハードウェアが対応しているデバイスを使用することで簡単にデータの収集、蓄積、監視、管理をすることができます。
データを集めるところはおまかせをして後はそれをどう使うかはアイディア次第です。

データの送信方法としてEyefiを使ってデータ送信をするという話を聞きました。
デバイスがSDカードにデータを記録する機能があればWifiでデータを送信することができてデータの蓄積が簡単にできます。
なるほど、写真をクラウドに上げるだけが能ではないんですね。

はやく家帰ったら、エアコンの電源が入っていて部屋が暖かい状態を外から制御できるツールを作りたいです。


TOP Gate

Google Cloud Platformの紹介していました。
Googleが代わりに営業をしてくれるような技術者集団の会社と言ってました。
こういう会社いいですよね。好きです。

自分が今使っているクラウドサービス(Iaas)は、Amazon Web Serviceのみですが、話を聞いて興味が出てきました。
確かに、AWSほどサービスが揃っているわけではないですが、ネットワークが速い、安い、課金が1分単位というのが気になりました。

AWSの場合、1時間単位で課金されるのでクラッシュ・ビルドを繰り返すとどんどん料金が嵩んで
しまいます。

仮想マシンの起動速度が1分以内とか、データベースへのアクセスが無いときは、停止状態になっていてアクセスが来た時に起動する(止まっている間は課金されない)等です。

頭のなかが、AWS基準なのでこういうサービスは無いの?とか浮かんできてしょうがないのですが、対応方法はいくらでも考えられそうです。
例えば、メールサービスはGCPでは、直接持っていませんが、GoogleAppsのメールを使ったり、他のサービスのSendGridというサービスを使うことにより実現できます。

今、AWS上で動いているWebサービスをGCPに移行してみましたが特に問題なく動いています。
ちょっとデータベースのアクセスが遅いかな?とは思いますが、サーバースペックを上げる事で解決できるのかもしれません。

いろいろなサイトにもありますが、AWSでいうIAMというロールを管理する機能が貧弱なようです。
あなたには、これしかさせないというのができないようです。

気になったのが、AWSのRDSのMultiAZのようなマスタ・スレーブのような機能が無いのがちょっとうーんな感じがします。
Google的にはそんなことしなくてもサーバーが倒れてもすぐに立ち直るから大丈夫だよってことなのかもしれませんがね。

 でも、ちょっと注目のです。


株式会社ラクス

経費精算システム「楽楽精算

経費精算を簡単にするためのWebサービスです。
Suicaからデータを読み込んで登録したりもできます。

自分で使うことはありませんが、自分のクライアントが必要になるかもしれないので記憶にとどめておきたいと思います。
たしか、仕切で卸してくれて問い合わせはこの会社が受けるという話があったと思うのでそこは活用させていただきたいと思っています

このシステムでためたデータは、CSVでダウンロードできるので自社の経理システムにも簡単に取り込めますね。