2011年5月14日

2011年 SODEC(ソフトウェア開発環境展)行ってきました

 2011年 SODECに行ってきました。

 一応、ソフトウェアのデベロッパーの端くれをやっているので、どんなのが出てるのか、世の中の流れはどうなのか(それなりの雑誌を読んでいれば大体わかりますが)を見るために、2日間かけてみてきました。
 いつものとおり、どこを見るという作戦も立てずに行っているので、ここは見ておかないとっていうのを見逃している可能性は十分にあります。

 感想としては、やっぱりクラウドという言葉に引っ掛けてソリューションを出しているところが結構ありました。
 見ていると、いや、そこは別にクラウドで行く必要はないんでないの?ってのもありましたが。

ちょっと気になったものを少し紹介します。興味がない人はスルーしてください。

組み込み開発技術展

  • Senseg E-Sense

 東芝情報システム株式会社さんが展示していたんですが、タッチパネルに触覚をつけるっていうのをやっていました。
 タッチパネルに帯電フィルムってのを貼り付けて、指でなぞると、普通だったら、スーっていくところが、抵抗があって引っかかる感じ(でもしてるのはそんな感じでした)になるんです。

 デモでは、ビデオカメラで撮った映像のところを触ると、感触が伝わってくるというものでした。
まだ、何に使ったかという事例はないそうですが、なんかあったら教えてくださいって言ってました(笑)

 「ぱっ」と思いつくのは、点字とか?くらいですすが。なんかありますかね?
今のところ触覚で何かをするというのを見たことないので、なにか面白いアイディアがあれば、儲かりネタになるかも知れませんね。

物流ITソリューションフェア

  • Ami Voice Keyboard
 株式会社アドバンスト・メディアさんが展示していた、音声技術を使ってキーボード入力をするというものがありました。
 音声技術を使ってキーボード入力をするというと、ワープロとかの文章を言葉で入力するというのが思いつくとおもいますが、そうではなく、決まったキーワードの言葉を話すと、そのキーを押してくれるというものだそうです。
 手作業をしつつ、その結果をキーボードで入力するとかという場合に使用するそうです。
 例えば、何かの連続的な検査をしてその結果を随時入力するような場合などは、手は離したくない、でも入力しないと忘れてしまうとかという場合に、使用しているそうです。
 ある物体を、ノギスで何箇所か測るときに、ものを図る→「長さ」と声で入力する→「10センチ」と声で入力するというような操作をするようです。

 事例集をみると、医療、議事録、エンターチメント&教育、コールセンタ、営業支援、製造・物流・流通、モバイルとか多岐に渡っています。
 カーナビにも採用されているようです。

ソフトウェア開発環境展
  • TestDesign(Windows版テスト自動化ソフト、Coverrage 対雄うテスト自動化ソフト(Android版))
 株式会社アープさんが展示していました。
これは、普通の人(コンピュータのアプリケーションを開発しない人)は、なんのことかさっぱりと思いますが、市場に出回っているアプリケーションは、何回も同じテストを繰り返して製品になっているんです。
 そのテストを人の手をかえさずに自動でやってしまおうというものです。昔、Microsoft Testという非多様なものがあったのですが、最近はどこかに見かけないですね。

 仕組みは単純で、人が操作したコト(マウスでボタンを押したとか、文字を入力したとか)をスクリプトで記録しておき、それを再生して同じ動作を繰り返し行うというものです。
 当然スクリプトは、手での編集も可能であり、途中に入力値や結果値を検査するスクリプトも記述することができます。
 残念ながら、Android版のほうは、時間がないのと込んでいたのとでデモを見せてもらうことができませんでした。
 評価版があれば取り寄せて使ってみたいと思います。

 で、話を聞いているときに、「ふっ」と思ったんですが、操作を繰り返し行ってくれるということは、毎日とか何回を行う、日ごろの定型的な操作をこいつにやらせることができるんじゃないの?っておもって聞いてみたら、そういった事例は既にあって、いろいろな派生物ができているそうです。
 いいですよね、こんなにいいエンジン部分をもっていると、いろいろな商売ネタができて。

クラウドコンピューティングEXPO(春)
  • LISTER(作業ゼロの名刺管理)
 株式会社ソーシャルグループウェアさんが出展していた名刺管理のアプリケーションです。無料アプリ配信中だそうです。
 説明してくれた人が言っていたんですが、実際のところ名刺を管理するのはウソで、メールの署名部分を解析して、管理するものだそうです。

誰か、たくさんのメールをもらう人は挑戦してみてください。
Facebookページ(Lister Project)もあるので、紹介しておきます。
Listerのサイトは、こちらhttp://listerweb.iqube.net/

  • Google Appsを使ったアプリケーション
Google Appsを使ったアプリケーションをいろいろ紹介している会社がありました。
グループウェアとしてまとめて、Workflowつけているところがなんこかあったように思えました。
たまたま残っていたパンフレットの会社を紹介すると、Systenaという会社がありました。
Google Appsを使ったアプリケーションの紹介は、一昨年はなかったと思います(なぜ、去年ではないかというと、去年はいけなかったので(^^;。
 先にやっていた会社は、今は、うはうは何でしょうね。


 あとは、いろいろありました、FacebookとTwitterとかをどうやって絡めればいいとかの説明とかほかにもいろいろありました。
 今回も思いましたが、こういった展示会は、積極的に参加したほうがよいと思いました。
コンピュータと直接関係ない人でも、自分の商売で儲けるためのヒントがたくさんあると思います。


もうすでに、来年の案内が出てるようです。
http://www.sodec.jp/

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