2016年8月6日

そのツールを使うのはただの手段とはいうが。

 システム開発や管理をする為に有料無料を問わずにいろいろな製品が発表されています。
当然何かの問題を解決する為に開発された製品達ばかりです。

自分たちが抱えている課題を解決するために導入したツールがマッチするととてつもない効果を発揮してくれます。

 ですがマッチしなかったり、どう使っていくかも考えずに導入していくと逆に足を引っ張ってくれるものになります。

 で、よく「ツールを使うことが目的では無いんだっっっ!」と声高々にいう人が居ますが、これは一般的には正解です。間違っているとも言いません。

 ですがなんですよ。
そのツールが自分たちの課題を解決できるものかどうかを評価しているは、「ツールを使うことを目的にする」ということもしないと正しい評価だったり判断ができなくなってしまします。

※ここで間違ってほしくないのは「本来やらなくてはならないことをならなくても良いということにはなりません

新しい何かを導入するときはそれなりのコストを代償として払う必要があるということです。
お金だったり、時間だったり。(一番大きいのは時間だと思いますが)


もし自分が新しいツールを導入しようとした時は、現状(現在のやり方)を維持しながら新しいことも同時にやっていきます(時間というコストを支払っています)。
そうしないと自分のものにならずに一番よくない「使うことが目的」になってしまいます。

よくあるパターンが下請けの仕事をする時にこんなパターンになってしまう場合があります。



ここから現在の自分の状態ですが。

ある会社のプロジェクトに参加していて、プロジェクト管理のツールを使っているのですが、(自分も相手の会社も)初めて使うものです。※全社で同じものを使って管理をしたいそうです。
結局使い方を調査したり、どうやって運用していくかを決めているのは自分なんですよね(自分もそれを使って管理とかをしたいので何の苦でも逆に嬉しい)。
相手の会社の人と話をしていると使い方だけ(それらしい答え)を習得したいらしいです(時間という代償は払わない)。

多分、なぜこういう使い方にしているとかを知らないので全社に展開したあとに最悪の「使うことが目的」みたいになってしまうのではないかと感じています。


まぁ、自分の血肉が強化されていくので問題は無いんですけどね。

0 件のコメント:

コメントを投稿